シリアルなし
2ピースマホガニーバック
無垢メイプルプレーントップ
フレットエッジドバインディング
上記特徴から80年代のBURNY RLG50だと思います。
当時のBURNY RLGのラインナップでは最も安いグレードとなりますが、
60や90と比べてもサウンド面では遜色ありません。
60、90は薄くスライスした虎杢メイプルを貼り付けたラミネイトトップとなりますが、
それでしたらプレーンでも無垢材の50のほうが好感を持てます。
この個体は全くのプレーンではなく、見る角度によって特徴的な杢が現れます。
また、退色を再現したレモンドロップの色合いも素晴らしいと思います。
バックのマホガニーは中途半端な位置で継いであります。
これは低グレードゆえに仕方のないところです。
音に関していえば、あまり大きな声では言えませんが上位モデルのRLG120と比べてもさほど変わらないと思います。
低グレードモデルでも手抜きせずに作られていて、海外からもJAPAN VINTAGEと高評価を得ているのは納得できます。
好みもありますが、近年の本家スタンダードモデルなんかよりもよっぽど良い音だと思います。
ネックの反り具合は良好(トラストロッドは触っていません)
局部的なフレットの減りもありません。
各フレットびびりなく正常に演奏できます。
約40年前のギターです。
各所傷などあります。
画像でご確認ください。