日産 プリンスグロリア HA30 後期、実動・仕上げ済みベースカーが入庫致しました。
時代を越えて残る、希少な国産クラシック。
近年は流通も減少しており、状態の良い個体は希少になっています。
タテグロをお探しの方、実動ベースからしっかり仕上げたい方におすすめの一台です。
プリンスグロリア、通称「タテグロ」後期モデルです。
初度登録 昭和46年5月
型式 HA30 後期L20エンジン
コラム4速MT
走行距離 5桁メーターのため不明

車両について
プリンスと日産の合併期に誕生したモデルで、縦目のフロントフェイスが特徴的な一台です。
当時はアメ車の影響を受けたとも言われていますが、実際には日本車らしい上品さとバランスの良さを感じるデザインです。
近年は部品入手も難しくなりつつあり、相場も上昇傾向にあるモデルです。
整備・修復内容
入庫時、キーシリンダー破損(キー折れ)があったため、前期ダッシュボード一式へ交換済み。
前期仕様となることで操作系は変更されていますが、機能的にも問題なく、デザイン面でも雰囲気の良い仕上がりです。
機関状態
エンジン始動・走行可能な実動車です。
加速ポンプ不調のため急開時の吹けに弱さがありますが、通常走行ではスムーズに加速します。
ウォーターポンプは異音あり(部品入手容易)
ブレーキはフロント側に改善余地あり(OHまたは部品対応可能)
致命的な不具合はなく、全体としてはベースコンディションの良い個体です。
外装
ボディはリペイント済みで、全体的に光沢もあり綺麗な状態です。
一部仕上げの粗さは見られますが、部分補修レベルで対応可能です。
ウェザーストリップは劣化があるため、ご希望に応じて新品交換対応可能です。
販売について
現状でも走行可能なコンディションのため、このままベースとして乗りながら仕上げていくことも可能です。
機関整備・外装仕上げ・レストアなど、ご希望に応じた仕上げプランも対応いたします。










試乗動画
※以下は当店オーナーによるコメントです。
タテグロはアメ車のデザインをモチーフにされたと言われている。
キャデラック、ポンティアック、縦目のアメ車はたしかにある。
しかし実際に見比べると似て非なる物。
グロリアのほうが上品で整ったデザインだと感じてしまうのは私だけだろうか。
かつてタテグロは、代用アメ車なんて言われた時代もあった。
本当はアメ車に乗りたいが、手が届かないからタテグロで我慢する。
しかしそんな時代は当の昔に終わった。
いまやタテグロのほうが、アメ車よりも部品入手に苦労する。
車体価格の相場も上がる一方だ。
弊社では現在進行形でタテグロを不動車からレストアしているが、それはそれは苦労している。
実動車からだとだいぶ違うのにな、と思っていたところでたまたまオークションに出てきたこの個体。
L20エンジン搭載の後期型
とりあえず動いている。
ボディーもリペイントされているようでそこそこ綺麗。
落札して持ち帰る際に、いきなりトラブル発生。
なんとキーシリンダー内でキーが折れていたのだ。
(誰が折ったかは不明)
どうにか積載車に積み込み持ち帰り、鍵屋さんに相談するも無理と断られる。
中古部品も見当たらない。
手持ちの前期ダッシュボードに一式交換した。
前期はコラムではなくインパネ上にキーシリンダーがつき、全くの別物。
デザインも異なり、格好良くなるので一石二鳥であった。
(後期ダッシュはプラスチック多用で安っぽくなります)
ようやく動くようになり、試乗してみる。
キャブの加速ポンプが駄目なので急にアクセルを開けると吹けないが、ゆっくり踏んでいけば滑らかに加速する。
ウォーターポンプは異音が発生している。
これは部品が容易に入手できるので問題なし。
ブレーキはフロントが効いていないようだ。
オーバーホールでいけるかどうか、最悪リプロ新品が買える。
(タテグロのMK63 4ポッドキャリパーはハコスカやZに流用するのが定番なのだ)
機関面で悪い部分はそのくらい。路上復帰はそれほど苦労しないであろう。
ボディーはリペイントされていて、光沢もあり綺麗。
一部仕上げが荒い部分もあるが、部分補修でもよさそう。
ガラスのウェザーストリップは劣化が酷い。
フロント、リヤ共にリプロ新品の在庫を持っているので交換可能。
メッキ部品の再生はお好みで。
とりあえず現状で買って自分でこつこつ直したい方
外装そのままで機関はきっちり直して乗りたい方。
外装までレストアして綺麗に仕上げて乗りたい方
様々なプランに対応可能です。
お問い合わせください。
